車を高く売る時期はいつ?車検や税金で損しないタイミングを解説




「車が高く売れる時期はいつだろう?何月?」

「車検が切れかかっていたり、税金を払ったばかりに売ると損するのかな?」

車を売りたいとき、こう思いますよね。

中古車は毎年よく売れる時期が決まっています。その時期を狙うことで、高めの査定額を引き出せる可能性あるのです。

また、査定額が下がり、損をするタイミングももちろんあります。

うるぞうくん
なるほど。高く売るには、その時期を狙えばいいんですね!
さてい先生
たしかに、高めの査定額がつきやすい時期はあります。

ですが、その時期まで数か月も待たないといけないのであれば、売りたいときに売ってしまった方が得することも多いのですよ。

売ることを決めてから実際に売却するまでの期間で、そもそもの車の価値が下がってしまうからです。

具体的に、次の3つのタイミングで車の査定額が下がります。

  1. 車検が切れる
  2. 走行距離が増える
  3. 新型車の発売が発表される
そのため、あまりにも車が高く売れる時期にこだわってしまうと、逆に損をする可能性が高くなります。

このことから、「高く売れる時期まで待つ場合に上の3点をクリアできないのであれば、早めに売ってしまった方が得をしやすい」と言えます。

このことをよく学んでいただくために、このページでは「車を高く売る時期」と「車を売るときに損をしない3つのタイミング」を詳しく紹介します。

車を少しでも高く売ることができるように、ぜひ読んでおきましょう。

1.車を高く売るために最適な時期は2月!

2月に査定額が高くなる理由は、次の2点が重なっているからです。

  1. 4月の新生活に向けて、3月に車を新しく購入する方や買い替える方が増える
  2. 3月は決算期であることが多いため、売り上げ強化を行う業者が多い
4月は就職などの新生活が始まる時期ですよね。

そのため、新生活が始まる前の月である、3月に中古車の売り上げが増えます。

事実、一般社団法人「日本自動車販売協会連合会」が調べた、月ごとの中古車登録台数を見てみると毎年3月がもっとも多いです。

つまり、業者は「2月にできるだけたくさん車を仕入れて、在庫を確保しておきたい」と考えているということです。

この時期は多くの買取り業者で在庫確保の競争が始まり、「少し高くても買い取る」というスタンスがでいる業者がほとんどです。

さらに、3月は決算期を迎える業者が多いということもポイントです。

「売り上げを伸ばそう」と、各社でしのぎを削ります。その結果、在庫の仕入れで競争が激しくなり、買取り額が上がるのです。

以上の2つの理由から、「車を売る時期は、2月が最適」と言えます。

【補足】
車種によって、買取りの査定額が高くなる時期が変わること場合があります。

たとえば、オープンカーは春先の4月や秋前の8月下旬あたりから、査定額が高くなる傾向があります。

また、SUVなどの4WD車はスノーボードなどのウインタースポーツを好む方に人気があるため、冬前の10月月頃に買取り価格が上がる傾向があります。

2.車を売るときに損をしない3つのタイミング

愛車の査定額を高くするには、上で解説した適切な時期を選ぶことが大事です。

しかし、売却する「タイミング」を見極めることも重要になります。

先ほども説明した通り、高く売れるであろう2月を待っている間に車の価値が下がってしまうからです。

たとえば、6月に「高値になるように、次の2月に売ろう」と決めたとしても、9ヶ月の間で走行距離が増えたり、新型車が発売されるとニーズが少なくなります。

そのため、高く買い取ってもらうために2月を待っていると、逆に査定額が下がってしまうことになりかねません。

さてい先生
車は「1日ごとに価値が下がるもの」と覚えておきましょう。
以下では、「損をしないタイミング」を解説していきます。

納得できる金額で車を売れるように、必ず読んでおきましょう。

2-1.車検が切れる前

車を売却することを決めたあとに車検を通してしまうと、損をします。

車検がたくさん残っていると、「買取りの査定額に上乗せされて損はしないのではないか」と感じますよね。

しかし、これは間違いです。

なぜなら、業者は自社の工場で車検を通すことが多いからです。また、格安で車検を通してくれる専門業者とのコネがあることも多いです。

そのため、あなた自身で車検を通した金額ほど、査定額アップは見込めないのです。

さらに、車検のときに部品交換や修理が発生してしまうと、その分も損をすることになります。車検と同様に、買取り業者は格安で修理も行えるからです。

このことは、下に紹介するのヤフー知恵袋の書き込みから、「車検を通しても損をするだけ」ということがわかります。

車の買取店経営者です。

もちろん買取価格に影響します。

ただ、車検を取ってから売る、とかは思わないでくださいね。

車検切れの車と、車検2年満タンの車と、(車検代20万~30万かけても)

買取価格は、4,5万くらいしか差が出ません。

引用元:ヤフー知恵袋

また、車検は残り12ヶ月を切ると、「プラス査定がつかない」ことがほとんどです。

そのため、車検のタイミングだけを考えた場合、車検が切れるギリギリまで乗り続けるということが損をしない方法です。

一般的に車検は、修理代を含めて12万円ほどかかります。

軽自動車は、重量税などの関係から12万円より安くおさまることが多いです

つまり、「ヤフー知恵袋」の書き込みを参考に下の計算をさせていただくと、車検を出したあとに車を売却すると8万円以上も損をすることになります。

あなた自身で車検を出した場合の費用 – 買取り査定時の車検によるプラス分 = 損をする金額

⇒  12万円 – 4万円 = 8万円
※車検が2年まるまる残っていた場合の計算です。そのため、車検の残りが少ない場合はさらに損をします。

うるぞうくん
車検に出すと損をするなら、早めに売って少しでもいい車に乗り換えたいな

以上のことから、やむ得ない場合を除いて、車検が切れる前に車を手放すようにしましょう。

2-2.フルモデルチェンジ前やライバル車種の新型車が発売する前

あなたが所有している車種の新型が発売された後に売却をすると、価格が下がります。

【補足説明】
新型車とはフルモデルチェンジをしたモデルのことです。車種によりますが、おおよそ4年に1度の間隔でフルモデルチェンジをします。
新型が発売されると、旧型の中古車の販売価格が下がるからです。

古いモデルから新しいモデルに乗り換える方は、多いですよね。そのため、新型が発売されてしばらくすると、旧型が市場に多く出回ることになります。

こうなると、旧型の中古車を買いたい人数に対して、販売店の在庫数が多くなります。

すると、「需要と供給の関係」から旧型の販売価格は下がります。

その結果、買取り業者は利益を出すために、「あなたから旧モデルを買い取る価格を下げざるを得ない」のです。

【補足説明】
「需要と供給」とは、「この2つが一致することにより、市場価格と取引数量が決定される 」という関係です。

要するに、「需要に対して供給が少ない場合、市場価格は上がる」ということです。逆に、供給が多い場合、価格は下がります。

ただし、スポーツカーなどの趣味性が高い車種は、旧型でも査定額がほとんど下がらない場合があります。

旧モデルの方が、人気が高いことがあるからです。

また、ライバル車の新型が発売されたあとでも、買取りの査定額が下がる傾向があります。

先ほどと同様に、乗り換える方が多くなるからです。

ライバル車とは、具体的にヴィッツ(トヨタ車)とフィット(ホンダ車)、スイフト(スズキ車)のように同じターゲットを狙った車種のことです。

新型車の正確な発売日は、早くても発売の2ヶ月ほど前にならないとわかりません。

つまり、「ディーラーで新型が発売されるという情報がないタイミングが損をしない売りどき」と言えます。

2-3.走行距離が5万km、10万kmを超える前

車の走行距離も、買取りの査定額に影響を与えます。

走行距離が少ない方が状態が良いとされ、人気が高いからです。そのため、走行距離が少ない方が買取り価格も高くなります。

「できるだけ状態が良いものを選びたい」と考えるのは、誰でも同じです。そのため、これは当然と言えます。

走行距離が査定額に大きな影響を与える区切りが、5万kmと10万kmです。

なぜなら、中古車を探すときに「検索条件の『走行距離の上限』を5万km、もしくは10万kmに設定する方が多いから」です。

上限設定が5万kmで検索されると、これを超えている車はすべてヒットしなくなります。

こうなると、検索条件に合わないものは状態が良くても、注目されるチャンスが減ります。その結果、価格を下げないと売れづらくなるのです。

たとえば、「5万5百kmを走行しているが、状態はとても良い車」を4万kmの車と同じ価格で販売したとします。

この場合、まず5万km以下の車で検索している方の目に留まることはありませんよね。

ただ、7万km以上など、走行距離が多い車を探している方には見てもらえます。

しかし、そもそも走行距離が多い車を探している方は、安い車を買おうと考えている方がほとんどです。そのため、状態が良くても値段が高いと売れづらくなります。

このことから、走行距離が多い車は安くしなければ、中古車として販売ができないのです。

これにしたがって、「あなたから車を買い取るときも走行距離が多い車は安くなってしまう」ということです。

5万kmと10万kmの区切りで、特に値下がりが大きくなります。

とはいえ、通勤や買い物など、どうしても車を使わないといけないシーンは多いです。高額査定を引き出すことを考えて、査定額が下がる区切りは超えないように気を付けましょう。

3.「自動車税」は月割りで返金されるため考えなくてよい

自動車税は、毎年4月に車の所有者に対して支払い義務が発生します。

車を売るタイミングが4月を過ぎてしまうと、「自動車税を支払った分、損をするかも」と思いますよね。

しかし、「自動車税」は月割りで還付金が発生するため、ほとんど気にする必要はありません。

還付金とは
支払った税金が納め過ぎや減免などがあった場合、納税者に返される金銭のことです。

自動車税の還付は、車を手放した翌月から次の3月までの月割り計算になります。

たとえば、2Lエンジンの乗用車を8月に売却した場合、還付金は下の額です。

還付金 = 45,000円 ÷ 12ヵ月 × 7ヵ月 = 26,250円
※45,000円は2Lエンジン乗用車の自動車税
【注意】
3月に車を売却した場合、還付金は発生しません。

ただ、「手続きが面倒そうだな……」と思いますよね。

実は、買取り業者に査定を出してもらうときに、「還付金を含めた金額を提示してもらう」ということができます。

こうしておけば、面倒な書類作成などの手続きは、すべて業者でやってもらえるので、ラクチンです!

実際に、私が業者に車を買い取ってもらったときに、このようにしてもらいました。

とはいえ、買取り業者の査定士全員が、還付金を上乗せしてくれるわけではありません。査定額に還付金が上乗せされているかどうかは、しっかりと確認しておきましょう!

まとめ

うるぞうくん
高く売れる時期や損をしないタイミングはわかりました。

でも、全部を考慮するのは大変だし、結局いつが一番高くなるのかよくわからないなぁ。。

さてい先生
その通りです。2月まで待っても損をする可能性がありますからね。

そのため、「『売りたい』と決めてからできるだけ早く売ることが、一番損をしない」と考えるのがベストですよ。

車の売却で損をしない方法は、時期やタイミングだけではありません。

「売り方」が特に重要です。

なぜなら、複数の買取り店で査定を出してもらい、買取り額の競争をさせることがもっとも得をする方法だからです。

これを行うには、『一括査定サービス』を利用するととても便利です。

あなた自身で買取り店をまわる必要がなく、各店舗の査定士が指定した日時に来てくれるからです。

高額査定を狙うのであれば、必ず利用しましょう。